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NikonZ6でNLOG,ProResRaw動画を撮影するまでの道のり。PART.1

今回はNIKONZ6でRaw動画を撮影するまでの道のりをまとめてみたいと思います。

元々は写真も動画も撮れるカメラが欲しいのがきっかけでZ6の購入をしたのですが、動画がまともに撮れるようになるまでかなりのコストがかかってしましました。今後Zで動画撮影を行いたいという方の参考になればと思います。

動画撮影には弱いとされているNIKON製品ですが、最近の流れで動画の撮影が可能な機種として進化しているように感じます。

ただダイナミックレンジの広い、ハイクオリティな映像を撮影するのにあたり、カメラ本体以外に色々なデバイスが必要になるので、今回は僕がProResRaw撮影を行うにあたり、必要だった機材を紹介していきたいと思います。


1.外部レコーダー(ATOMOS NINJA V)

まず、ニコンのZシリーズでN-LOG撮影やPRORESRAW撮影を行うにあたり、外部モニターが必要になります。まずこの敷居がめちゃくちゃ高いです。なぜならカメラ本体の他に10万円近くの外部モニターが必要になるからです。

proresraw撮影は、外部モニターが必要なメーカーが多いですが、せめてN-LOG撮影くらいは内部で録画できるようにしてもらいたい所です。。

ただ、この外部モニター、相当スペックの高いもので、本格的に動画撮影をするのであれば、確実に持っていても良いものだと思います。直接SSDにデータを保存したり、PCの画面の録画も可能なので、当時、嫌々買いましたが、今では大満足しています。

また、最近のz6のアップデートでblack magic製の外部モニターも使用できるようになっています。値段はあまり変わりませんが、ProResRawかB-Rawで保存されるファイル形式が違います。

そのため、使用している編集ソフトによって購入するモニターを変更してあげるといいと思います。AppleのFinalCutProを使用している方はNinjaV,DavichResolveを使用している方は、BlackMagic製のモニターを使用することになります。

2.NINJAV備品

NINJAVですが、単体で購入した場合、バッテリーとSSD、SSDをPCで読み込むためのマウント、HDMIケーブルを購入する必要があります。(バッテリーくらいは付いていてほしい・・)一応すべて純正品が販売されているのですが、高いです。詐欺レベルに高い。

という事で、大丈夫そうなものは純正でない物を購入しました。

バッテリーはソニーの物が使えるという事なので、アマゾンで購入。一年ほど使用していますが全く問題なく使用できています。

SSDはSandiskの物を購入しました。RAW動画の容量が莫大な為、1TBあるものをおすすめします。一度、sumsongのものを利用していたのですが、調子がよくなかったので乗り換えました。下記URLにninjaV対応のSSDが記載されているのですが、4Kで撮影しようとするとなんと非純正で対応しているものはないですw( 一応Sandiskのもので問題なく動いています。)

SSDをPCで読み込むためのマウントも純正で購入しました。高い・・・。こちらは一応USBC接続の物とUSB2.0接続の物があります。値段はUSB2.0の方が安かったです。

HDMIに関しては、非純正の物を使用していたら、度々動画の撮影が途絶えてしまう事態があったので、純正品を購入しました。HDMIだけで一万円くらいします。。辛い・・

カールしてるのがちょっとおしゃれです。こちらは30cmのものと40㎝の物がありますが、ジンバルに乗せたりすると30㎝だとちょっと長さがたりないので気をつけて下さい。

3.シューマウント

ZのボディにNinjaVをつけるのにあたり、シューマウントが必要になります。こちらはsmall rigさんで購入いたしました。様々なマウントがありましたが、これがダントツおすすめです。(三つ試してこれ以外全て壊れました)

SmallRigではZ6のカメラケージも販売されており、本格的にリグを組みたい方におすすめです。(カメラケージのレビューも後日させていただきます)

これでやっと動画撮影の準備が整いました。機材に関しては。。一応ここまで揃えれば、N-log撮影は可能です。

3. Z6のアップデート

はい、これです。ZでPRORESRAW撮影を行うにはニコンストアまで行って、カメラをアップデートしてもらう必要があります。

なんとお値段三万円・・・

これが本当にニコンさん。。って感じでした。

僕は新宿のニコンストアに赴き、だいたい2-3時間で対応してくれました。

https://www.nikon-image.com/support/showroom/tokyo/floor.html

大変でしたがこれでraw動画を撮るのに準備は完了です。


4.まとめ

はい、ここまでで掛かった金額はカメラとレンズを含めると40万円程です。

本体とレンズとこれらの機材をそろえると相当な金額になりました。

ただこれで、写真も動画も撮れる機材をようやくゲットできたという事に感無量です。

僕の感想としては、どうしてもニコンのレンズを使いたいという事でなければ、動画用と写真用は分けた方が良いなと思いました。笑

冷静にBMPCC4Kとレンズを買える値段です。

動画に関しては、色々と残念な部分があるZですが、スチル機としては最高なので、これからレンズもガンガンそろえていきたいなと思いました。

みなさんもぜひraw動画撮影を!

撮影編はパート2でまとめたいと思います。

では。

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